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※廃番となりました
エートス・アンプ(The Ethos Amp)は、多彩な機能をペダルサイズに搭載したエートス・オーバードライブ(The Ethos Overdrive)に、30Wのパワーアンプを合体させた1台。サウンドデザインのターゲットは、ハンドメイド・ハイエンド・ギターアンプのアイコンとして知られる、1970年代のDumble Overdrive Special。ハイファイながら極めて音楽的、ピッキングやギター本体のボリュームコントロールのニュアンスをセンシティブに増幅するダンブル・サウンドを、本器は完璧に再現しました。さらに、“TLE/Classic”スイッチ(TLE: Tight Low End)により、低~中音域が太くコンプ感が強いクラシカルなダンブル・サウンドと、幅広いトーンレンジのブースト感を持ちよりハイファイでモダンなサウンドが、選択使用できるようになりました。フットスイッチで切り替え可能なクリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルは、EQをはじめとするパラメーターをそれぞれ個別に設定可能。オーバードライブチャンネルのBoostスイッチによるボリューム&ゲインアップ効果を合せれば、ドライブペダル/プリアンプ3台分の威力を発揮すると言っても過言ではありません。各々のチャンネルは3つのトグルスイッチ(Brite/Normal、Modern/Classic、Rock/Jazz)を備え、バラエティに富んだサウンドメイキングを実現します。エンクロージャー側面には、ハイエンドを調節する“Hi-cut”コントロールと、接続するギターアンプに合せて出力特性を切り替える“GAC(Guitar Amp Compensation)”スイッチを搭載。幅広い音楽スタイルやシチュエーション、接続機材に対応します。また、主にギターアンプに出力するための通常の出力端子に加えて装備された、“SPK SIM OUT”は高品質のスピーカーシミュレーター機能を持ち、ダイレクトレコーディングやライン出力の際に大きな効果を発揮するでしょう。驚くべきことに、Send/Return単位も装備されております。一方、パワーアンプセクションには独立したプリアンプ・アウトとパワーアンプ・イン、スピーカー・アウトを装備。本機1台でスピーカー・キャビネット前段までのギターアンプシステム・ソリューションを実現すると同時に、プリアンプなど外部機器を接続するための30Wパワーアンプとしても利用可能です。ギタリストに必要な全機能をコンパクトサイズに凝縮したEthos Ampは、1台で想定し得るあらゆるシーンに対応する、最強のドライブペダル/フロアタイプ・ギターアンプと言えるでしょう。
○主な特徴
・フットスイッチで切り替え可能なClean/ODの完全独立2チャンネル仕様。
・エンクロージャー外寸38×191×121mmのコンパクトサイズ。
・1台でオーバードライブ/プリアンプ/パワーアンプ/DIの4用途に対応。
・30Wのパワーアンプを搭載し、Speaker Outにスピーカーキャビネット(8~16Ω)を接続すればペダルサイズのアンプヘッドに。
・Power Amp Inに外部プリアンプを接続すれば30Wパワーアンプとして使用可能。
・原音に余計な色付けをしない高性能バッファー搭載。
・ミキサー卓への出力やライン録音で威力を発揮する、スピーカー・シミュレーター・アウトを装備。
・頑強なアルミダイキャスト製エンクロージャー。