74,800円
(税抜価格68,000円)
※廃番となりました
エレクトリック・シープ(The Electric Sheep Discrete Overdrive)は、Jacquesが長年温めていたドライブペダルの理想像を具現化させた1台です。多くのドライブペダルに採用されているOPアンプ(集積回路)は、コンパクトで汎用性が高い反面、余分な回路を内蔵しているためギター音が濁り易いという弱点があります。そのため、Electric Sheepは厳選された複数のトランジスタによる完全ディスクリート回路を採用。高品質・高信頼性のパーツを、良好な伝導経路を確保し電気信号を損なわないワイドサイズの基板にコンポーネント、不必要な要素を一切排除し、ピュアなドライブサウンドを実現します。 “70/80”ノブは、ピッキングに忠実でオープンなハイを持つ1970年代のチューブアンプ的なドライブサウンドから、太いロー~ミッドと強めのコンプレッションが特徴の1980年代のオーバードライブ・ペダル的な歪みまで無段階に設定できる、Electric Sheepの音創りの肝と言えるコントローラー。何れのポジションでも、弱く弾けばより弱く、強く弾けばより強くギタリストがプレイに込めたニュアンスをダイナミックに増幅します。また “HB/SC”ノブにより、モダンでハイゲインなハムバッキングの音声信号から、クラシカルなシングルコイルの音声信号まで、様々なタイプのピックアップに最適な入力インピーダンスをシームレスに設定可能。ハムバッキングは “HB”ポジションで、シングルコイルは“SC”で、それぞれのピックアップタイプが持つ特徴を最大限に発揮できる設定となっていますが、シングルコイルに“HB”ポジションを使用すればドンシャリ気味のエッジが立ったサウンド、ハムバッキングに“SC”ポジションを使用すれば設定したゲイン量に対しアタックがより強く歪む迫力あるサウンドと、一味違った個性豊かな効果が得られます。クリーンブーストからハードな歪みまで、素直なレスポンスとピッキングニュアンスをダイナミックに増幅するドライブ感、色気あるトーンは、Jacquesが世に送り出してきた数々のドライブペダルの集大成と呼ぶにふさわしい、ハイエンド・オーバードライブの名に恥じない仕上がりです。ネーミングの元となったF・K・ディックの小説「Do Androids Dream of Electric Sheep ?」に登場する人造ペットの電気ヒツジのように、本機を手に入れたギタリストは二度と手放せなくなることでしょう。