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※廃番となりました
レイジー・J・クルーザーは、ジェス・ホフ(Jesse Hoff)が1990年代の半ばから温め続けていたアイディアの完成形と言える、ペダルブースター/オーバードライブ。完全なクリーンブーストから深くサスティーン豊かなミドルゲイン・オーバードライブまで、大音量でも小音量でもクリアーかつニュアンス豊かに出力します。あらゆるゲインレベルで雑味が一切なく、ふくよかなブースト感は、UKが誇るハイエンド・ハンドメイド・アンプブランドならでは。この小さな褐色の小箱にプラグインしたプレイヤーは、まるで1957年製のヴィンテージ・ツイードアンプでギターを鳴らしているような錯覚に陥ることでしょう。コントロールは"GAIN" "VOL" "DRIVE" "SAT(Saturation)"の4ノブ形式。"GAIN"と "VOL"は前段のブースト量と出力音量を、"DRIVE"は後段の歪の深さをそれぞれ調整。"DRIVE"を0にセットすれば後段ドライブ回路はバイパスされ、本機は完全なオーバードライブ/ブースターとして機能します。"SAT"ノブはドライブ・サウンドのキャラクターを切り替える3ポジションロータリースイッチ("DRIVE"コントロールが上がっていないと機能しません)。左、中央、右に切り替えるに連れて、コンプレッションが弱まり、ヘッドルームが増えたダイナミクス豊かなサウンド変化します。 選りすぐったパーツを使用し、スイッチOFF時は信号経路からあらゆる回路が完全に切り離される、正真正銘のトゥルー・バイパス仕様。プレイヤーの腕とアンプやギターの性能を完璧以上に引き出す本機は、間違いなくドライブペダル史に残る銘器の一つに数えられることでしょう。
ご使用にあたって
まず、"DRIVE"を0にセットし、"GAIN" "VOL"で音を作ります。"GAIN"を下げて、"VOL"を上げればクリーンブースターとして機能します。 さらに歪が欲しい場合、"DRIVE"を徐々に上げ、"SAT"スイッチで音を整えて下さい。 回路上の問題で、"GAIN"ポットに軽い"ガリ"が出ることがありますが、故障ではございませんので、ご安心下さい。