製品情報|モントルー


AMT Electronics

AMT Electronicsの創立者は、ロシアの電子技術者セルゲイ・マリチェフ(Sergei Marichev)です。東西対立時代のソ連邦で、ミュージシャンではなかったものの西側から稀に入って来る電子楽器に興味を抱いていた彼は、ある時ミニ・ムーグ・シンセサイザーを友人から借り、その独創的な回路構成にすっかり魅了されました。以降彼は、ソ連製の部品を作ってムーグと同等のシンセサイザーを作れないものかと、本職の合間に自宅の作業部屋で研究を続けました。やがてミニ・ムーグのレプリカを完成させた彼は、評判を聞いた人々からシンセサイザーの製作を頼まれるようになり、さらにはギター用エフェクターを流通経路に乗せて販売し始めました。1987年にソ連が解体されてロシア共和国となり、個人の起業が許されるようになると、彼はAsiaなる社名で正式に楽器製造業をスタートさせます。その頃のAsiaが製造していたのは、ギターエフェクター、電子ドラム、ドラム用MIDIコンバーターなどでした。1991年、AsiaはAsia MT(Asia Music Technology)と社名変更し、ギター用エフェクターを製造品目の中心に据えました。既に彼らの技術と独創性は西側と変わらぬ所まで成長し、製品はロシアのミュージシャンの数多くに使用されていました。Asia MT製品の流通が旧ソ連のテリトリーに留まっていたのは、単に人的キャパシティの問題だけだったと言ってよいでしょう。2001年、同社はAMT Electronicsと改名し、資本主義圏に進出を始めます。それによって、欧米から最新の技術や電子部品が手に入るようになり、製品の開発は一気に加速します。それによって、今まで西欧になかったような個性的なギターエフェクターが次々と誕生し、北米のNAMM ShowやフランクフルトのMusikmesseで大きな注目を集めました。各国の代理店も獲得し、AMTのペダルは世界規模で流通するようになりました。また、欧米各国との交流が深まった事で、AMTには優れた電子工学技術者やプログラマー、回路デザイナーが集まるようになります。2004年には、アナログとデジタルを融合させた、新たなコンセプトによる製品をリリース。中でも2005年のMusikmesseで発表された、PCMCAIカードサイズにデジタル・コントロールできるアナログ・エフェクターを詰め込んだAMT MATRIXは、同社の技術力の到達点を示す物でした。また、AMTの製品を使用したプロ・ミュージシャンたちからのフィードバックによって、サウンドクオリティと共に耐久性や信頼性の向上が、より一層図られるようになります。現在、セルゲイとその息子で技術者であるヤン(Yan Marichev)は、在米法人としてAMT Electronics USAを設立し、AMTが創るサウンドをさらに広い世界に発信すべく、努力しています。今ではAMTの品質と独創性は、Mattias Eklundh、Toshi Iseda、Brian Nutter(Keith Urban)、Martin Haglund(Astral Doors)、Joe Wallaらを始めとする多くのミュージシャンに認められ、愛用されています。

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