テルマニアックス・テルミン(Theremaniacs Theremin)は、ラジオ・フリーケンシー・ヘテロダイン・システムによる、100%アナログ回路で構成されています。基本操作と出力は、オリジナルのテルミンに限りなく近いにも関わらず、価格はリーズナブル。また、壊れにくく操作中に外れたりしない、高品質のポリスチレン・シルバーマイカ・キャパシターを装備。また、周波数を決めるキャパシターが楽器内部でブラブラしないよう、シリコンベースにしっかり埋め込まれています。テルミンはフリーケンシーに関して鋭敏な楽器です。もし、ラジオ・テレビ・コンピューターなどにより電波障害が起こっても、ユーザー自らフリーケンシーを調整して、ノイズを遮断することが可能です(プラスチック製チューニング工具を同梱)。 出力される音域は上下5オクターブ、うち演奏可能な音域は3オクターブ以上です。メロディ演奏するのに十分な感度と堅牢さの両立は、単なるオーディオ・オシレーターでは不可能です。テルマニアックス・テルミンは2つの周波数のラジオ信号をミックスし、第3のオーディオ信号を出力します。これにより、倍音が豊かでリッチなサウンドが実現するのです。品質は、FCC(米連邦通信委員会)基準に合致。演奏可能範囲は、何と3フィート(約1メートル)!メロウな正弦波から荒々しい鋸状波まで、サウンドは劇的に変化します。
テルマニアックス・テルミンは非常にシンプルかつ堅固な、ラジオ・フリーケンシー・ヘテロダイン・デザインにより造られています。構成するいずれのパーツも、高品質の一般流通規格品です。それは最終的に商品のコストダウンにつながり、旧態依然とした、手に入れづらいパーツの排除に役立っています。音色の変化はダイナミック、しかもチューニングは簡単です!選択可能なモデルは、マイクスタンドの先に取り付けるタイプと、ゴム足付きテーブルトップタイプの2種類です。インプットジャックにギターケーブルのプラグを差し込むと、電源が自動的にオンに。反対側のプラグをアンプに差し込んでも、楽器が低いブーンという音を発振し始める4フィート(約1.3メートル)以内に近寄らない限り、無音状態が保たれます。発振音はアンテナに手を近付ければ近付けるほど上がり、それは最終的に音が耳で捉えられない高さになるまで続きます。テルマニアックス・テルミンには、感度を外部でコントロールするための端子と、コイル調整機構を装備。外部感度コントロールは、どれだけ手を近付ければテルミンが音を発生し始めるかを決定します。
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