Tonerider(トーンライダー)は、「プロフェッショナルなミュージシャンが代価を払うに値する、可能な限りベストなミュージックギアを提供する」ことを旗印に、2003年に起業しました。Toneriderの製品ラインナップには、「初心者向け」や「プロ向け」という区別は存在しません。全ての製品はステージであろうとスタジオであろうと、あらゆる音楽シーンで最高のパフォーマンスを発揮できるよう、デザインされています。
Toneriderの名を有名にしたのは、高価な手巻きピックアップと同様のスキャッターワウンド(不均等巻き)を採用し、それまでの常識では考えられなかったコストパフォーマンスを誇る、ストラトキャスター用ピックアップシリーズでした。巻き加減が999ステップまでプログラム可能で、試作品と寸分違わない量産品の製造を可能にしたダブルボビンのワインディングマシーンが、画期的なコストパフォーマンスを実現したのです。
2005年、Toneriderは香港に隣接する中華人民共和国広東省の深圳市に、アジア随一のピックアップ製造拠点となる、自社工場を設立しました。内容も、シングルコイル、ハムバッキング、さらにはベース用と広がり、厳重な品質管理のもとで一切をアウトソーシングせず製造されています。ハムバッキングサイズでリアルなP90サウンドを実現したRebel 90は、Tonriderの新たなヒット作となりました。
アジアに自社工場を保有することは、資材調達にも大きなメリットもたらしました。例えばワイヤーは伝統と信頼のアメリカ製を、マグネットは世界最大のレアアース産出国である中国製をなど、ベストな素材をベストな価格で導入できるようになったのです。オフィスが所在するイングランドの聖都カンタベリーから世界に向けて、Toneriderは全てのミュージシャンのために信念を持って製品を送り出し続けています。
(注)各パーツのボディへの取り付けは、リペアショップ・工房のプロフェッショナルへの依頼をお薦め致します。
※文章・画像の無断使用・無断転載は、固くお断りさせていただきます。
全 0 件中 0 件~ 0 件表示