<プロフィール>
向山 授  ギタリスト 東京都高田馬場出身
O型おひつじ座

Guitar,Compose,Arrangement,Instruction
13歳よりギターを始める。大学時代JAZZ研究会に所属。卒業後91年よりTV、Vシネマ、サウンドトラック盤で劇伴のスタジオワークを始める。

並行してライブ活動も精力的に行う。94年よりスクールで教鞭を取り、以後後進の指導にも力を注ぐ。01年よりジャンル不問の異種格闘セッションを毎月主催。

02年MUSIC CHINA上海に招聘参加。現地でライブを敢行。欧米を始め香港のミュージシャンらと共演。

ジャズ〜ブルーズ〜ロック〜ソウル〜ファンク等ジャンルの境界線をまたぎインストルメンタルから歌伴までその活動は現在も多岐に渡る。

上手いと言わせるより良いと言わせる音を創ることを自らのハードルとしている。

◆MySpace◆
http://www.myspace.com/sazuku
<コメント>
CMATMODS社のChad氏とMontreuxとのコラボレーションで、素晴らしいストンプボックスが誕生した。
JC-120というアンプは、どこのリハスタやライブハウスにもある。
このKnebworthは、そのJC-120からMarshallのあの音を♪が基本コンセプトだ。

ご覧頂くと分かるが、2つの独立したチャンネルがあり、左のドライブチャンネルと右のブーストチャンネルである。
それぞれを単体でも使えるし、ミックスも出来る。つまり、右側だけをクリーンブーストとして使える、便利なストンプボックスだ。

実際に私は、このストンプボックスをJC-120に繋いでみた。

まずは、Vanzandtのストラトを使用してみたが、Gainの調節次第で、プレキシからJCMまでイメージ出来た。

初期のジミ、リッチーブラックモア、ジェフベック、エドワード・ヴァン・ヘイレンの初期のあの感じまで出せた。(シングルコイルでだ!)

相当な深い歪みまで出させるが、ギターの音を変えてしまうような、歪みではない。
しっかりとピッキングのニュアンスが出せる。
指で弾いて、ジェフベックごっこだって十分楽しめるであろう(笑)

ミニスイッチでNormal/Modifyがセレクトできるが、ノーマルモードはEL34を意識したハイゲイン、モディファイモードは6550を狙った、よりオープンなサウンドとの事だが、このModify側では、独特のコンプレッシヨン感が、テレキャスターにバッチリハマった。

Normalで335に繋いだらCream時代のクラプトンの感じは容易に出せた。そこはかとなくジミーペイジ的にもなる。

右側のクリーンブーストもJC-120で、シングルコイルのギターでも十分に太いチューブアンプに近いクリーン音が得られた。

試しにストラトでウオーキングベースラインを弾いてみたが、このままJCのあるJAZZの現場に持っていこうと思ったくらいである。

一台で、相当な可能性を持ったストンプボックスは、自身ギターを弾くMontreuxが、自分で欲しいと思ったものの実現化により生まれた。つまり、現場の声の反映なのだ。
つまり、あらゆる弾き手にとっての理想の具現なのだ。